子どもたちに書く喜びを!
五感を使った小学生対象の作文教室です

答えを見つけるよりも課題を探すことや調べたことを表現することが求められる子どもたちに、登山やパスタ打ち等、体験やアクションを通じて、心を振るわせてから書くことを教えています。

・まずは子どもの心を震わせる~可能な限り山登り、川遊び、イチゴ摘み、ケーキ作りなどをして、その感動や驚きを書く教室を展開しています。

・五感で書く~人間は視覚情報だけに頼りがちですが、耳、鼻、舌、肌で感じる情報を書き込む事で、文章が生き生きとします。

・メモをとる~五感を使って感じた事をメモして、文章の素材を集めます

・3つの箱を使って文章の構成を考える~書き出す前に設計図をつくります。最初の箱には「一番印象的だった事、伝えたい事」、2の箱にはその説明「いつだれがどこでなんのためにいかになにをした」、3の箱にそれ以外の事(低学年には出来事が起こった順、という指導もします)

・「考えてから書く」のではなくて、「書いてから考える」クセをつけましょう。メモをとったり「3つの箱」で設計図を書いたりするのは、書き出しに悩まないため。「1の箱」に入れたメモを、見たまま聞いたままに書きだせるように指導します。
そうやって書く習慣を持った子は、本を「読む」ようになります。昨今話題の読解力も、書く事から身につくのです。小学校1年生から参加している現在3年生の子は、山登りと蝶採りを題材に、原稿用紙4枚の立派な作品を仕上げました。

講師紹介

神山典士 Norio Kohyama
ノンフィクション作家。1960年生まれ、埼玉県出身。

2012年より小学生対象の作文教室を主宰。現在は世田谷区若林、千歳船橋、豊島区池袋本町、千葉市海浜幕張、埼玉県ときがわ町で開催。
2015年より大人向けのエッセイ教室を朝日カルチャーセンター(火曜日、日曜日)で開催。

1996年「ライオンの夢、コンデ・コマ=前田光世伝」にてデビューし、小学館・第3回ノンフィクション大賞優秀賞を獲得。扱うテーマは芸術活動、スポーツ、ビジネス、食文化・・・と多岐にわたる。

2012年「ピアノはともだち、奇跡のピアニスト辻井伸行」で全国読書感想文コンクール課題図書選出。
2014年、「週刊文春」2月13日号にて、同誌取材班とともにスクープ記事「全聾の作曲家はペテン師だった!ゴーストライター懺悔実名告白」を発表。社会的な反響を呼び、同記事は第45回大宅壮一ノンフィクション賞・雑誌部門を受賞した。